takosan's blog

アクセスカウンタ

zoom RSS 愛ちゃん、まりちゃん。

<<   作成日時 : 2010/12/01 18:07   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

『不思議の国のアリス―明治・大正・昭和初期邦訳本復刻集成』という本がある。

ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』は、明治43年に初めて日本語に翻訳されて以来、さまざまな日本語訳が出版されている。この本は、昭和2年の菊池寛・芥川龍之介(共訳)『アリス物語』までの9作を収録したものだ。

邦訳タイトルは以下の通り(冒頭のリンク先より)。

丸山英観(薄夜)訳『愛ちやんの夢物語』東京: 内外出版協会, 明治43年, 209頁

丹羽五郎編『子供の夢 : 長編お伽噺』
東京: 籾山書店, 明治44年, 258頁

永代静雄著『アリス物語』[付録:『命懸のかくれん坊』]
東京: 紅葉堂書店, 大正元年, 238頁

楠山正雄訳『不思議の国』
ジョン・テニエル絵
東京: 家庭読物刊行会, 大正9年, 420頁

望月幸三訳『アリスの不思議国めぐり』
東京: 紅玉堂書店, 大正12年, 118頁

鷲尾知治編『ふしぎなお庭 : まりちゃんの夢の国旅行』斎田喬絵
東京: イデア書院, 大正14, 144p 口絵カラー1, [児童図書館叢書]

益本青小鳥(重雄)訳 繪入全譯『お轉婆アリスの夢』
東京: 成運堂書店, 大正14年, 261頁

大戸喜一郎著『不思議国めぐり』
東京: 金の星社, 大正15年, 196頁, [世界少年少女名著大系 ]

菊池寛, 芥川竜之介訳『アリス物語』
平沢文吉絵
東京: 興文社, 昭和2年, 251頁, [小学生全集]

タイトルで気になるのは、やはり『愛ちゃんの夢物語』と『ふしぎなお庭 : まりちゃんの夢の国旅行』だろう。「愛ちゃん」「まりちゃん」って誰だ。

実は明治や大正の時代には、外国文学を邦訳する際に、舞台を丸ごと日本に置き換えてしまうことが少なくなかったのだそうだ。現代の感覚だと「それは翻訳とは言わないのでは…?」と思うけれど、かといってそのまま外国を舞台にすると、今よりも情報も少ない時代だし、特に児童文学や大衆小説なんかでは不都合が多かったのだろう。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
愛ちゃん、まりちゃん。 takosan's blog/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる