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zoom RSS 追うモノと追われるモノ。

<<   作成日時 : 2012/09/21 19:16   >>

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「締め切りに追われて大変なんですよー」と言うことがあるが、締め切りは別に移動しない。追ってきているわけでは無いのである。我々は締め切りに追われていない。

では、こちらが追っているのか。確かにこちらが締め切りに近づいて行っている実感はある。しかし、締め切りは逃げない。この世に生を受けたときから、微動だにせず、揺るがず、ただそこに存在している。逃げないモノを「追う」とは言わない。我々は締め切りを追っていない。

では、なぜ「締め切りに追われる」などと言うのか。

先の分析では、「時間」を考慮に入れていなかった。時間を加えてみよう。

時間はとどまること無く過ぎて行く。ベルトコンベアーを時間としてみよう。我々はベルトコンベアーに乗っている。締め切りも乗っかっていると一緒に流れて行ってしまうので、締め切りは前方に固定してみよう。

すると、前方から締め切りが迫ってくることになる。しかし、仕事は片付いていない。完成前に締め切りに到達すれば死あるのみ。目の前に迫る冷徹な刃。避けるには「完成」という鍵を差し込むしかない。しかし間に合わない。さあ、どうする。

我々はそのとき、ベルトコンベアーの上を全力で逆走することだろう。

ここにおいて、「追うモノ」と「追われるモノ」の関係が成立する。これが「締め切りに追われる」状態である。

つまり、「逆走」が「締め切りに追われる」状態の成立条件と言える。そして、ベルトコンベアーの速度は非力な我々の走力を軽く上回る。「完成」させない限り、必ず締め切りに追いつかれる。「逆走」は何の解決も産まない、無益な行動である。しかし、気休めに過ぎないとわかっていても追い込まれた我々はせずにいられない。では、「逆走」とは具体的に何のことだろうか。

それはこの文章そのものであり、この文章を書いている私自身の行動のことでもある。

これを世間では「現実逃避」と呼ぶ。



※実際には仕事が忙しすぎて現実逃避なんかする余裕も無いときにも「仕事に追われる」と言いますので(というよりもそちらの用法が一般的)、上記の文章を鵜呑みにしないようにお願いします。

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